それでその町に大きな喜びが起こった。
使徒の働き8章8節
初代教会において、
最初に殉教したステパノの後、
エルサレムの教会に対する激しい迫害が起こり、
使徒たち以外の者はみな、
ユダヤとサマリヤの諸地方に散らされしまいました。
しかし、散らされた人たちは、
みことばを宣べながら、巡り歩いきました。
ピリポはサマリヤの町に下って行き、
人々にキリストを宣べ伝えたのです。
群衆はピリポの話を聞き、
その行なっていたしるしを見て、
みなそろって、彼の語ることに耳を傾けました。
汚れた霊につかれた多くの人たちからは、
その霊が大声で叫んで出て行くし、
大ぜいの中風の者や足のきかない者は直りました。
それでその町に大きな喜びが起こったのです。
殉教と迫害という困難の中で
人々は散らされましたが、
そのことが逆に福音を広めることとなり、
さらに大きなしるしと不思議が起こり、
多くの人々が
キリストを信じ神に立ち返ったのです。
マイナスと思えることさえ、
神の働きの大きなプラスとなりました。
どんな大きなマイナスも、
主イエス・キリストを信じ従うものには、
神の手の中で大きな祝福と勝利となり、
私たちに大きな喜びをもたらしてくれるのです。
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