なぜなら私は、あなたがたの間で、
イエス・キリスト、
すなわち十字架につけられた方のほかは、
何も知らないことに決心したからです。
コリント人への手紙 第一 2章2節
パウロにとって、
イエス・キリストに出会ったことは、
全く人生を変えました。
そして彼にとってイエス・キリストとは、
十字架につけられた方、
パウロを愛して、ご自分の命まで捨てて、
十字架にかかり、呪われたものとなって
罪の贖いをなしてくださった方でした。
パウロは博学で知識と知恵に富んでいました。
しかし、パウロは、
すぐれたことばやすぐれた知恵を用いて、
神のあかしを宣べ伝えることはしなかったのです。
なぜなら、コリントの人たちの間では、
イエス・キリスト、
すなわち十字架につけられた方のほかには、
何も知らないことに決心したからです。
しかも彼らといっしょにいたときのパウロは、
弱く、恐れおののいていました。
パウロは、
説得力のある知恵のことばによって
福音宣教を行ないませんでした。
パウロの宣教は、御霊と御力の現われでした。
それはコリントの人たちの持つ信仰が、
人間の知恵にささえられず、
神の力にささえられるためでした。
十字架は、そして十字架のことばは
信じるものには神の力、神の最高の知恵なのです。
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