エリサベツは不妊の女だったので、
彼らには子がなく、二人とももう年をとっていた。
ルカの福音書1章7節
不妊は神のさばきではない
ザカリヤは祭司でした。
彼は妻エリサベツとともに、
まじめに忠実に祭司の仕事をしていました。
にもかかわらず、ずーっと願い続けている子供は、与えられなかったのです。
当時の社会では、
子供が与えられないのは神に呪われている、あるいは裁かれている、
というふうに考えられていました。
きっと彼は、心を痛め苦しんでいたことでしょう。
こんなに一生懸命、
神さまの仕事をしているのに、
何がいけないのだろうか、
どうして神さまは、
私たちに子供を授けてくださらないのだろうか、と。
けれども、これは神の呪いでも裁きでもなかったのです。
主は、救い主イエスさまの道備えをするヨハネを、
このふたりに任せる前に、
両親になるための整えと訓練を、しておられたのでした。
もし、みなさんが主に忠実に従っているのに、
なかなかうまくいかず、それどころか逆に、
とても厳しい試練の中に長い期間おかれたりしても、
すぐに、それは神の裁きだと判断しないでください。
神さまには、
私たちより、はるかに高く大きな計画がしばしばあるからです。
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