イエスは十二弟子を呼び寄せて、
汚れた霊どもを制する権威をお授けになった。
霊どもを追い出し、
あらゆる病気、あらゆるわずらいを直すためであった。
マタイの福音書10章1節
イエスは、ご自分が選ばれた12人の弟子を呼び寄せて、
汚れた霊どもを制する権威を、お授けになりました。
12弟子が、霊どもを追い出し、
あらゆる病気、あらゆるわずらいを直すためでした。
彼らは使徒と呼ばれました。
使徒とは、
「特定の使命のために職権をゆだねられて、遣わされた者」
という意味があります。
使徒に選ばれた12人の名前は、
まずペテロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレ、
ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネ、
ピリポとバルトロマイ、トマスと取税人マタイ、
アルパヨの子ヤコブとタダイ、
熱心党員シモンとイエスを裏切ったイスカリオテのユダ、
この12人でした。
売国奴と言われ同胞から税金を取っていた取税人マタイから、
ローマにも屈しない熱狂的愛国主義者の熱心党のシモンまで、
今で言えば、右から左まで、正反対の立場にいた者たちをはじめ、
実に幅広くイエス・キリストは、使徒たちを選ばれたのです。
イエス・キリストは、過去に縛られず、偏った見方をなされず、
一人一人の心をご覧になって、選んでくださるのです。
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