2020年5月2日土曜日

子犬と言われてもすがりついた母の勝利ー愛によって働く信仰



「主よ。そのとおりです。

 でも、食卓の下の小犬でも、

 子どもたちのパンくずをいただきます。」

 

                               マルコの福音書7章28節



イエスが、
ツロの地方へ行かれて家にはいられたとき、
汚れた霊につかれた小さい娘のいる女が、
イエスのことを聞きつけて
すぐにやって来て、
その足もとにひれ伏しました。
この女はギリシヤ人、つまり異邦人でした。

彼女は、自分の娘から
悪霊を追い出してくださるように
イエスに願い続けました。

するとイエスは言われました。

「まず子どもたちに
 満腹させなければなりません。
 子どもたちのパンを取り上げて、
 小犬に投げてやるのはよくないことです。」

子どもたちとは、ユダヤ人のことです。
イエスは、
異邦人であるギリシヤ人のことを子犬と言い、
あなたよりも、
まずユダヤ人を助けないといけないと言われたのです。
(子犬というのは、可愛いイメージを
持っている方が多いと思いますが、
ここではそういう意味ではありません。
スパイのことをあの犬という言い方をしますが、
それに近いニュアンスです。
あまり良い意味ではないのです。)

あなたなら、そう言われたらどうしますか。
がっかりしてしまいますか。
それとも怒り出しますか。

この女はどちらでもありませんでした。
女は答えて言いました。
「主よ。そのとおりです。
 でも、食卓の下の小犬でも、
 子どもたちのパンくずをいただきます。」

何という言葉でしょう。
「確かに自分は
 偶像礼拝をしている罪深い異邦人で、
 子犬のようなものかもしれません。
 でも、そんな私でもパンくずは
 いただけるのではないでしょうか。
 そのパンくずで十分です。
 あなたの落とされるパンくずなら
 それで私の娘は悪霊から解放されるのです」

この女は、本当に娘を愛していました。
そしてイエスなら、必ず解放してくださる
と信じていたのです。
この女の持っていた
「愛によって働く信仰」が
イエスの心を揺り動かしました。
イエスは言われます。

「そうまで言うのですか。
 それなら家にお帰りなさい。
 悪霊はあなたの娘から出て行きました。」

女が家に帰ってみると、
その子は床の上に伏せっており、
悪霊はもう出ていたのです。

娘は癒され解放されたのです。
自由になったのです。

女は、母として、
本当に嬉しかったと思います。

あなたも自分のために、
あなたの愛する者のために、
イエスのところに来てください。

そして身を低くして、
主イエスにすがりましょう。

あなたが愛する者のために、
イエスを信じて、
イエスの前にへりくだり、
イエスによりすがるなら、
イエスはあなたに語られるでしょう。
その言葉を受け取り、信じるなら、
あなたは愛する者の上に、
主の栄光が現され、
主イエスの奇跡と愛が現れるのを、
豊かに見るのです。

イエス・キリストは
あなたを、そしてあなたの愛する者を
愛しておられるからです。

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