2016年11月29日火曜日







しかし、
イエスは言われた。
「彼らが
出かけて行く必要は
ありません。
あなたがたで、
あの人たちに
何か食べる物を
上げなさい。」



マタイの福音書14章16節


弟子たちの考え


イエスのまわりには、
いつも多くの人が
群れをなして集まっていました。
それは、
イエス・キリストが
病気で苦しんでいる人たちを、
その病から解放して、
いやされていたからです。
このような
奇跡やしるしを見た人たちが
イエスのまわりを取り巻いて
数千人、
いやそれどころか
数万人という数に
なっていました。


イエスは山に登り、
弟子たちとともに、
そこに座られました。


夕方になって、
もう時刻が遅くなったとき、
弟子たちは、
人々のことが心配になって、
イエスに言いました。


「ここはへんぴで、
寂しいところですし、
もう時刻も遅くなりました。
みんなを解散させて、
近くの部落や村に行って、
めいめいで
何か食べるものを
買うようにさせてください」


弟子たちの言うことは、
もっともなことでした。
みんなは、
お腹をすかせていましたし、
これ以上遅くなると、
真っ暗になってしまって
大変なことになってしまいます。


ところが、イエスは、
とんでもないことを
言われたのです。


「彼らが出かけて行く必要は
ありません。
あなたがたで、
あの人たちに何か
食べるものを上げなさい。」


弟子たちは、
びっくりしてしまいました。
成人の男だけでも
5千人はいるのです。
女の人や子どもたちも
加えると
数万人はいるでしょう。
いったいどうしろと、
イエスは言うのでしょうか。


そこで、
ピリポをはじめとする
弟子たちは、
イエスに言いました。


「めいめいが
少しずつ食べるにしても
二百デナリのパンでも
足りないくらいです。
それを私たちが
出かけて行って買ってきて、
あの人たちに
食べさせるということですか」
ピリポたちは、
すぐに計算をしたのです。
目の前にいる人々を見て、
自分たちの出来うる
可能性を考えてみたのです。
でも、
それはとうてい
無理なことでした。
不可能なことだったのです。


皆さん、時々神様は、
私たちには、
とても不可能と
思えることをしなさい、
と言われることがあります。
絶対にそんなことは
無理だ、出来っこない、
ということを
言われることがあるのです。
その時は、
ピリポのように
計算することは止めて、
語られた神さまに
信頼しましょう。
主イエスが
しなさいと語られるなら、
きっと、
主イエスが
方法を持って
おられるからです。
このときも、
イエス・キリストは、
これから
自分がしようとしている
奇跡のことを
知っておられました。

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