2016年11月10日木曜日

11月10日(木) エルサレム入城①




向こうの村に行きなさい。  

村に入るとすぐ、まだだれも乗ったことのない、  

ろばの子が、つないであるのに気がつくでしょう。  

それをほどいて、引いて来なさい。

もし『なぜそんなことをするのか』と言う人があったら、

『主がお入り用のです。  

すぐに、またここに送り返されます』と言いなさい。」




マルコの福音書11章2・3節



私たち一人一人を愛し、

全世界・全宇宙を創造された聖書の真の神さまは、

すべての人の人生に、目的と計画を持っておられます。



イエス・キリストは、私たち一人一人に、必ず使命を与えてくださるのです。



目的のない命も、

計画のない人生も、

使命がない人も、

ひとりとして決していないのです。



あなたにも、主は計画と目的、

そして必ず、あなたでなければならない使命を持っておられるのです。



イエス・キリストも、

人となって、この地上に来られたとき、

はっきりと、父なる神から使命を与えられていました。



イエス・キリストは人類の救い、

人間を罪からの贖い、救うという目的のために、

愛である神さまの計画の中で、この地上に遣わされて来られたのです。



そして、その使命の成就の時が近づいていました。



十字架が迫っていたのです。



今日から、

イエス・キリストが、
人として地上で過ごされた生涯の最期の週、

彼の地上での生涯のクライマックスに目をとめて書いていきたいと思います。



ろばの子を選ばれる主



イエス・キリストは、弟子たちとともにエルサレムに近づいておられました。



ユダヤの最も大きな祭りである「過ぎ越しの祭り」が近づいていたからです。



イエス・キリストは、

オリーブ山のふもとのベテパゲとベタニヤに近づかれたとき、

ふたりの弟子を、使いに出して言われたのです。



「向こうの村に行きなさい。  

村に入るとすぐ、まだだれも乗ったことのない、  

ろばの子が、つないであるのに気がつくでしょう。  

それをほどいて、引いて来なさい。  

もし『なぜそんなことをするのか』と言う人があったら、  

『主がお入り用のです。すぐに、またここに送り返されます』と言いなさい。」



イエス・キリストは、

過ぎ越しの祭りのために

エルサレムに行かれるのに、

何とろばの子を選ばれて、

わざわざふたりの弟子を使いに出して、呼びよせられたのです。



実はこの日、

イエス・キリストは、

エルサレムに、 王の王として入場されることになっていました。



実際、このあと

イエス・キリストが、

ろばの子に乗って、

エルサレムに入場されるとき、

人々は、

しゅろの枝をふって、

「ホサナ。ホサナ。」と叫んで彼らを迎えたのです。



イエス・キリストは、

この週、十字架にかかられることを、すでに知っておられました。



イエス・キリストが、

この地上に来た一番大切な使命を果たす週に、

エルサレムに、王の王として入場されたのです。



言ってみれば、

これは、イエス・キリストの最も晴れやかな時でした。



ところが、

その時に、イエス・キリストが選ばれた乗り物は、

馬ではなく、「ろば」だったのです。



しかも、仕事も十分出来ない「ろば」だったのです。



私たち日本人には、「ろば」と言っても、あまりなじみがありません。

多くの方は、イラストなどで見る可愛い「ろば」を想像します。

しかし観光用の「ろば」は別として、

普通イスラエルにいる「ろば」と言うのは、

朝から晩まで働かされて目がくぼみ、

回りを虫たちが、ブーンと飛んでいるそんな動物です。



「ろば」は、とても忠実ではありますが、あまり利口とはいえません。

もちろん足も速くはなく、戦争や、戦いには向いていません。

それに比べて馬は足も速く、戦いにはもってこいですし、

行進のときも馬に乗れば、とても格好良くなります。



しかし、イエス・キリストは、馬ではなく、

「ろば」を、しかも「ろばの子」を選ばれたのです。



これが、イエス・キリストの選びでした。



しかも、わざわざふたりの弟子たちを使いに出して、

向こうの村にいるあの「ろばの子」と名指しで選んだのでした。



主は再臨の前に、ご自身の道備えをするために、

すばらしい馬ではなく、

この「子ろば」のような、

人の目には弱く役に立たない愚かに見えるものを、選んでくださるのです。



あなたが、たとえ弱さを覚え、

自分には知恵も力も何もないと思って落胆していたとしても、

そんなあなたに、主は目を留めて、呼んでくださり

「あなたに乗って、この終りのときに働きたい、再びエルサレムに帰りたい」

と言ってくださるのです。



この「子ろば」のように、あなたもすぐに応答してください。

主は喜んで、あなたを用いてくださいます。

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