2016年10月29日土曜日

10月29日(土) ナルドの香油④




そのままにしておきなさい。  

なぜこの人を困らせるのですか。  

わたしのために、りっぱなことをしてくれたのです。       

・・・・・中略・・・・・  

この女は自分にできることをしたのです。  

埋葬の用意にと、  

わたしのからだに、前もって油を塗ってくれたのです。




マルコの福音書14章6・8節



自分に出来る事をしただけで



弟子たちの言葉を聞くと、イエスはすぐに言われました。



「そのままにしておきなさい。  

なぜこの人を困らせるのですか。  わたしのために、りっぱなことをしてくれたのです。  

貧しい人たちは、いつもあなたがたといっしょにいます。  

それであなたがたのしたいときは、いつでも彼らに良いことをしてやれます。  

しかし、わたしは、いつもあなたがたといっしょにいるわけではありません。  

この女は自分にできることをしたのです。  

埋葬の用意にと、わたしのからだに、前もって油を塗ってくれたのです。  

まことにあなたがたに告げます。  

世界中のどこででも、福音が 宣べ伝えられる所なら、  

この人のした事も語られて、この人の記念となるでしょう。」



イエス・キリストは、

この女をきびしく責めていた弟子たちをたしなめられて

「この人はわたしのためにりっぱなことをしてくれたのです。」

と言われました。


実は、イエス・キリストが十字架にかかる時が近づいていたのです。

もちろん、弟子たちも、この女の人も、そんなことは知りませんでした。



しかし、イエス・キリストは知っておられました。



ですから

「わたしはいつもあなたがたといっしょにいるわけではありません」

と言われたのです。



しかも、イエス・キリストは、こう言われています。



「埋葬の用意にと、わたしのからだに、前もって油を塗ってくれたのです。」



はっきりと、イエス・キリストは、十字架を見据えておられました。

もう間もなく、わたしは十字架にかかり死を選ばなければならない。

その前に、この女の人は、わたしに油を塗ってくれたのだ。

イエス・キリストは、そう言われたのです。



というのも、ユダヤ人たちは死体を埋葬する時、油を塗ったからです。



おそらく、この女の人は、そんなことは全く考えていなかったでしょう。

イエス・キリストが十字架にかかることも、

その前に油を塗ることになったことも、

この人には、全く及びもつかないことだったでしょう。

しかし、

この人が自分にできることを

イエス・キリストにしたときに、

彼女の出来る最高の愛を、

主に捧げたときに、

なんと、十字架のための備えの油注ぎとなったのです。



この人が考えたのではありませんでした。



しかし、

イエス・キリストへの真実な愛は、

どんな計算や効率よりも、

もっと大いなることを成すのです。

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