2016年10月27日木曜日

10月27日(木) ナルドの香油②




イエスがベタニヤで、

ツァラアトに冒された人シモンの家におられたとき、

食卓に着いておられると、

ひとりの女が、純粋で、非常に高価なナルド油の入った石膏のつぼを持って来て、

そのつぼを割り、イエスの頭に注いだ。




マルコの福音書14章3節



惜しみなく注がれた香油



その時、突然一人の女性が

イエス・キリストに近づいてきました。



彼女は、その手に、

純粋で非常に高価なナルド油のはいった石膏のつぼを持っていました。



彼女はイエスに近づき、

そのつぼを割り、

イエス・キリストの頭の上に注いだのです。



この純粋なナルド油というのは、

ヒマラヤ原産のナルドという植物の根茎から取った香料による香油で、

非常に高価なものでした。



当時、女性たちは、自分が得たお金をこんな風にして、

純粋で高価なナルド油に変えて、

つぼの中にためていたのです。



今ふうに言えば、結婚準備のための積立貯金のようなのでした。



しかし、

それは現代の貯金なんかよりも、

はるかに真剣なものだったようです。

少し大げさな言い方をすれば、

女性のそれまでの生命そのもの、生活そのものだったのです。



この女の人は、そのつぼを、イエス・キリストのために割ったのでした。

そして、この最高の香油を、イエス・キリストに注いだのです。



それは、単に心のこもったおもてなしという以上のものだったのです。



なぜなら、

このつぼの中にためられたナルドの香油は、

いつか結婚するときのために蓄えられた 彼女の生命そのものだったからです。

この人は、

イエス・キリストを愛するあまり、

今までの自分の人生そのものを、イエス・キリストに捧げたのでした。

大切に、大切に蓄えてきたものを、イエス・キリストに注ぎ出したのです。



イエス・キリストへの熱い思いと愛が、この人に、そうさせたのです。



それは誰から言われたのでもなく、

この人の心の底からあふれてきた主イエスへの愛が、そうさせた行動でした。

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