2016年10月13日木曜日

10月13日(木) マリヤとヨセフ②




神にとって不可能なことは一つもありません



ルカの福音書1章37節



マリヤは、ガリラヤのナザレというところに住んでいました。



ナザレは、

イエスさまが、30歳まで大工をされて、

両親とともに過ごされた町です。



それで、今では世界的に有名な観光地になっています。



今のナザレは、

イスラエルの中では珍しく、

ユダヤ人とパレスチナ人が仲良く住んでいる

とても大きな町ですが、

当時は900人ぐらいの、

とてもとても小さな田舎町でした。



その小さな誰も目にとめることのなかった

田舎町のひとりの処女のところに、 ある日突然、

御使いガブリエルが、

神から遣わされてくるのです。



御使いは入ってくると、 いきなり処女マリヤにこう言いました。



「おめでとう。  

恵まれた方。  

主があなたとともにおられます」



マリヤは、びっくりしました。

いったい何のあいさつなのだろう・・・・・。

何のことを言っているのだろう・・・・・。



マリヤは、

ひどくとまどって、

思わず考え込んでしまいました。



すると御使いが、言いました。

もっと驚くようなことを・・・。



「怖がらなくていいのです。  

マリヤ。  

あなたは神さまから恵みを受けたのです。  

ご覧なさい。  

あなたはすぐにみごもって、男の子を産みます。  

その子の名を『イエス』とつけなさい。  

その子は非常に偉大なすぐれたものとなり、  

いと高き方である神の子と呼ばれます・・・・・」  



マリヤはびっくりしました。



子どもができると言われても、

まだ、彼女は結婚してはいないのです。

男の子が生まれると言われても、

まだ、彼女は男性を全く知らないのです。



彼女は正真正銘の処女でした。



そこで、

マリヤは思わず御使いに、

言い返してしまいました。



「どうしてそのようなことになりえましょう。  

私はまだ男の人を知りませんのに」  



マリヤにとって御使いの言葉は、

とても受け入れることのできるものではありませんでした。

処女である彼女に、子どもができるわけがないのです。



しかし御使いは、 即座に答えて、こう言ったのです。



「聖霊があなたの上に臨み、  

いと高き方である神の力があなたをおおいます。  

神が、聖霊によって、  

あなたのうちに命を創造されるのです。  

それゆえ、生まれてくる者は、  

聖なる者、神の子と呼ばれます」  



そして、

マリヤの親戚に当たるエリサベツのことを言いました。

彼女は不妊の女だったのに、

あの年になってから男の子を宿して、

いまはもう6カ月になっていると。



そしてこう続けて言いました。



「神にとって不可能なことは一つもありません」  


こう言われたとき、

マリヤはどうしたでしょう。

なお御使いに言い逆らったでしょうか。

私は処女ですから、

そんなことは無理ですと。

あるいは、きょとんとして

御使いの言うことがよく理解できないまま、

あきらめたでしょうか。

なるようになるさと。



そのどちらでもありませんでした。



マリヤは、

御使いを通して語られた神の言葉を、

そのまま信じて受け取ったのです。

彼女自身の中に、

神さまが語られた言葉を、

そのまま引き受けたのでした。



マリヤは御使いに答えました。



「ほんとうに、私は主のはしためです。  

どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように」   



こうマリヤが言ったとき、御使いは去っていきました。

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