2016年9月24日土曜日

9月24日(土)不妊の胎が開かれて⑤





すると、彼は書き板を持って来させて、

「彼の名はヨハネ」と書いたので、人々はみな驚いた。

すると、たちどころに、彼の口が開け、舌は解け、

ものが言えるようになって神をほめたたえた。



   ルカの福音書1章63・64節


この子の名はヨハネ


エリサベツのお腹は日が増し、月が増すごとに、大きくなっていきました。

そのお腹を見るたびに、ザカリヤは思いました。

主は、なんと真実で、すばらしい方なのだろうと。

本当に神に不可能はないと、心から実感するのでした。



そして妻のおなかを触りながら、

子供に何かを話しかけようとすると、

彼は自分がおしであることに気づくのです。

そして思いました。

なんて、おれは不信仰だったのだろうか。

もう二度と、神さまの言葉を疑ったりはしない。

もう不信仰はこりごりだと。



ザカリヤは、妻エリサベツに、

主の神殿であったことを、

何度も何回も繰り返し、筆談で話したことでしょう。

手振りや身振りを交えながら、主が言われたことを話したでしょう。



そして、主が言われたとおりの男の子を産みました。



近所の人々や親族はみな集まって、

主が、エリサベツになしてくださった大きな憐れみと愛に感謝し、

彼女とともに、心から喜びました。



イスラエルでは、8日目に幼子に割礼を施し、名前をつけます。

普通は、父の名に、ちなんだ名をつけます。

それで、みんなは言いました。

父からとって「ザカリヤ」とつけようと。



しかし、母エリサベツは言いました。



「いいえ、そうではありません。

 ヨハネとつけます。

 それでなければならないのです」



みんなは、反対しました。

そんな名前、あなたの親族の中に、ひとりもいないじゃないかと。



そして、父親に手振りで合図して聞きました。

この子に何という名前をつけるつもりなのかと。



するとザカリヤは、書き板を持って来させて、こう書いたのです。

 

「この子の名はヨハネ」



そう書くや否や、

なんと、ザカリヤの口が開かれ、舌は解け、ものが言えるようになったのです。



彼は、神をほめたたえました。



かつて、御使いに不信仰な告白をしたこの口が、

いま、神を賛美する唇へと、変えられていたのです。



10か月ぶりに開いた彼の口は、

もう不信仰ではなく、

神の真実と憐れみに満ちた

愛を賛美する唇へと変えられていたのです。



10か月にわたるおしという懲らしめを通して、

ザカリヤも妻のエリサベツも、

主を信頼して、

神のことばに従う者へと、変えられていたのです。

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