2016年8月21日日曜日

8月21日(日)マリヤの信仰②〜イエスの行った最初の奇跡





母は手伝いの人たちに言った。

「あの方が言われることを、

 何でもしてあげてください。」


     ヨハネの福音書2章5節


ガリラヤのカナというところで、結婚式がありました。

そこに、イエス・キリストも

弟子たちといっしょに招かれたのです。



そこには、イエス・キリストの母であるマリヤもいました。



当時のイスラエルでの結婚式というのは、一週間も続きます。

ですから、途中でぶどう酒がなくなってしまう

ということもあったのです。



この結婚式では、

イエス・キリストのお母さんのマリヤさんが

接待役をしていたようです。



それでぶどう酒がなくなったときに、

マリヤは息子のイエスに向かって言いました。



「ぶどう酒がありません。」



そう言えば、きっと頼りになる息子のイエスは、

何とかしてくれると期待していたのです。



ところが息子のイエスは



「あなたは私と何の関係があるのでしょう。

女の方、わたしの時はまだ来ていません。」



と答えられたのです。



何と冷たい、と思われるでしょう。



私もそう思いました。

まして、お母さんに女の方だなんて、

イエス・キリストらしくないと思われるかもしれません。

でも、これは女性に対する尊敬を込めた呼び方なのです。



つまりイエスは、



「お母さん、わかっています。

心配しないでください。

私は父なる神さまが言われたら、

その時に何とかしてあげます。

でも今は、まだその時ではありません。

父なる神は、まだ私には何も示しておられないのです。」



と言われたのです。

決して、母マリヤの言ったことを、

突き放したわけではありませんでした。



ただイエスは、



「あなたが言う前から、私には、わかっています。

そして、父なる神さまが語られる時を、持っているのです」



と言われたのです。



母マリヤには、そのことがわかっていました。



それで、結婚式のために来ていたお手伝いの人たちに

こう言いました。



「あの方が言われることを、何でもしてあげてください。」と。



マリヤは、イエス・キリストを信頼しきっていたのです。

ですから、一見冷たく思えることを言われても、

そんなことで落胆したり、あきらめたりはしませんでした。



イエス・キリストが、必ず何とかしてくださる。

ということを信じていたのです。



私たちもマリヤから学ぶ必要があります。



マリヤは、イエス・キリストを信頼しきっていました。

だから、普通だと冷たく感じてしまうことばにも、

その中にある愛と深い意味を

理解することができたのです。



いえ、もしかするとマリヤは

イエス・キリストのことばの深い意味は

分かっていなかったかもしれません。

けれども彼女は、

イエスはきっと何とかしてくれるという

イエス・キリストという方に対する深い信頼そのものを

持っていたので、すぐに、こう言えたのでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿