2016年4月27日水曜日

4/27(水) 遊女ラハブ-神を信じ家族を愛した信仰と愛に生きた人

4/27(水)  遊女ラハブ-神を信じ家族を愛した信仰と愛に生きた人


ラハブは、エリコの町に住んでいました。

ある日、イスラエルから2人の斥候がエリコの偵察に、ラハブの家に来たのです。
エリコの王さまは、すぐに斥候が偵察に来たことをかぎつけて、
使者をラハブのもとに送ります。

「おまえのところに来て、家にはいった者たちを連れ出せ。
その者たちはスパイなのだ。」

ところが、ラハブは、王さまの使者に嘘をついて、
この偵察の2人をかくまい、助けるのです。

ラハブは、イスラエルの神こそが、真の神であり、
必ず勝利することを信じていたのです。
だからこそラハブは自分の生命をかけて、王に背いてまでも彼らを助けたのです。

そして、彼らに懇願しました。

「あなたがたイスラエル人が、必ず私たちに勝つことを、私は知っています。
あなたがたの神、主は、上は天、下は地において神であられるからです。
どうか私があなたがたに真実を尽くしたように、
あなたがたも私の父の家に真実を尽くすと、いま主にかけて誓ってください。
私の父、母、兄弟、姉妹、またすべて彼らに属する者を生かし、
私たちのいのちを死から救い出してください」

このとき、ラハブは自分の命だけではなく、
自分の父、母、兄弟、姉妹など自分の家族、親族の命まで、
この2人の斥候に助けてくださいと頼むのです。

彼女の真の神への信仰は、同時に家族への愛と、一つとなって働いたのです。

ラハブはエリコの町に住んでいる遊女でした。
いつからそんなふうになったのかは、わかりません。
ただ、いまではもう遊女に落ちぶれてしまった彼女は、
親戚から白い目で見られていました。
家族からさえも「家族の恥、お荷物」と言われ、勘当されていたことでしよう。

でも、この時ラハブはもう家族を恨んだり、憎んだりしてはいなかったのです。
家族のことを、どんなに落ちぶれても、今もなお、心から愛していました。
王に背いてまでも家族の命乞いをするほどに、
イスラエルの神を信じ、家族と親族を愛していたのです。

私たちの神は心を見られます。
このラハブの心を神は見ておられました。

2人の使者はラハブに言いました。

「あなたは私たちを助けてつり降ろしてくれたこの窓に、
この赤い紐を結びつけておきなさい。
そしてあなたの家に、あなたの父、母、兄弟、
またあなたの父の家族を全部集めておきなさい。
あなたの家の戸口から外に出ないで、
あなたといっしょに家の中にいるならば、必ず助け出そう…」

「おことばどおりにいたしましょう」

2人が去ったあと、ラハブは窓に、その赤い紐を結びました。
そして父と母のところへ、
おばさんやおじさん、お兄さんやお姉さんのところへ行ったのです。

おそらく彼らは、
すぐには遊女になったラハブの言うことなどに耳を貸しはしなかったでしょう。
それどころか、おまえが来ると、隣近所に恥ずかしいと言って、
追い返した人もいたことでしょう。

けれどもラハブは行きました。
何度も何度も行きました。
何を言われても、どんな顔をされても、
ラハブは、彼女の愛する家族のところに行き、
そして彼らに言ったのです。

「もうすぐイスラエル軍が来る。
そうしたら、エリコの町は完全に滅ぼされてしまう。
そして、私たちもみんな殺されるでしょう。
イスラエルの神こそ真の神だからです。
彼らが負けることなどはありません。
けれども、私の家に来てください。
私が助けたイスラエルのふたりの斥候が、
私の家にいっしょにいるなら助けてくれると約束してくれたのです
あの赤い紐がしるしです。
早くしてください。
お願いです。信じて下さい。
もう時間がありません」

彼女は、何回も何十回も一生懸命言いました。
渋る家族の人々に、真剣な眼差しで、心を込め愛を持って訴えたのです。

そして、彼女の主に対する信仰と家族への愛が勝ちました。

ひとり、またひとりと家族が、親族が、
赤い紐を結んだ彼女の家にやって来ました。

私は思うのです。
一番最後に来たのは、きっとお父さんだったのではないかと…。
牧師になって、そう思うようになりました。
もちろん天国に行ってからイエスさまに聞かないと本当のところはわかりませんが…、でもやっぱりお父さんが最後に来たと思います。)

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