2016年4月26日火曜日

4/26(火)  キリストの系図に連なる人々とは

4/26(火)  キリストの系図に連なる人々とは

新約聖書の一番最初のマタイの福音書は、
カタカナだらけの人の名前から始まります。

アブラハムの子孫、ダビデの子孫、イエス・キリストの系図

いきなり、なぜ系図が出てくるのかというと、
このマタイの福音書は、
ユダヤ人に「イエス・キリストを紹介するために書かれた書物(福音書)だったからです。

ユダヤ人にとって、その人が本当にユダヤ人かどうかはとても重要です。
だから最初にイエス・キリストは、間違いなくユダヤ人として生まれたということを、
この系図を載せて明らかにしているのです。

私たち日本人には、この系図に出てくるカタカナだらけの名前は、
ほとんど馴染みのないものばかりだと思いますが、

ユダヤ人たちにとっては、馴染みのある名前なのです。

例えば私たち日本人だと、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、といえば馴染みがあるように。

実は、この系図には40名の名前が出てきますが、
このカタカナだらけの40名の名前は、彼らにとっては馴染みのある大切なものなのです。

そして、このイエス・キリストの系図の中に、
なんと女性の名前が4人も出てくるのです。

しかも、そのうち2人は異邦人-つまりユダヤ人ではないなのです。
そのうえ、その2人の異邦人のうち一人は遊女でした。

女性を系図の中に入れることは、当時としては珍しいことでした。
まして選民意識が非常に強いユダヤ人にとって、
異邦人の女性の名を記すだけでも普通のことではありません。

ところが異邦人の女性どころか、
遊女の名をイエス・キリストの系図の中に入れたのです。

これは驚きです。

聖なる神様、義なる神様がどうして、こういうことを許されたのでしょうか。

神さまは、それをよしとされたのでしょうか。

考えてみてください。
もし、みなさんが自分の系図を書くとしたら、
わざわざ遊女をその中に入れるでしょうか。
普通なら、消して、省いて、取り除いてしまうのではないでしょうか。

ところが神さまは、
わざわざキリストの系図の中に、
この遊女「ラハブ」の名を記したのです。

その中に神様の愛の大きさ、
そして聖書の神様は、うわべではなく、心をご覧になる方であることを知ることができるのです。

この「ラハブ」について、次回、書いてみたいと思います。

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